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【特別インタビュー】REXXAM REVO Rシリーズ 開発秘話

【特別インタビュー】REXXAM REVO Rシリーズ 開発秘話

今回はREVO Rシリーズの開発に携わった(株)レクザムの社員の中澤氏とアドバイザリースタッフの岡田利修氏がパドルクラブにご訪問されました。
パドルクラブ佐々木がお二方にインタビュー、REVO Rシリーズの開発秘話についてお聞きしました。

開発のキッカケ

【パドルクラブ 佐々木】 なぜREXXAMはレーシング用のブーツを開発しようと思ったのでしょうか?

【REXXAM 岡田氏】2006年のトリノ五輪ではライナー・シェンフェルダー選手がREXXAMブーツを使用して銅メダルを取った実績があります。その後2020年にスイスのスキーメーカーの「ストックリー社」との提携により、再び世界で戦えるブーツ開発に力を入れだしました。ストックリーのスキーは世界レベルのGSやDHでも勝利する程のスキーにもかかわらず、とてもしなやかで動かしやすいスキーだったんです。他のメーカーのスキーほど強く噛まないのにすごくスキーがスムーズに滑り、とても気持ちのいいターンができるスキーだと感じていました。「スキーのしなりを邪魔しない」レクザムブーツの設計思想は、そのストックリーの特徴ととてもマッチすると感じました。

 

【パドルクラブ 佐々木】 従来のREVOシリーズではレースを戦えなかったのでしょうか?

【REXXAM 岡田氏】最初REVOブーツでストックリーのスキーに乗ったとき、とても気持ちのいいターンができたんです。ただレースレベルのハイスピードや硬いバーンだと、ラインが遅れると感じるようになりました。REXXAMのブーツの特徴でもあるリンクフレームは、しなる事でカラダにも優しくスキーの操作性も良くなりますが、レースの様なハードな環境でスキーをキレイにたわませるには、やはり硬さも必要ではないかと思いREVO Rシリーズの開発が本格化しました。実際にアルペンレース界の若手の片山龍馬選手は、当初REVO Sモデルで活躍し、現在はこのRシリーズでさらなるレベルアップをしています。  

従来のREVOシリーズとの違い

【パドルクラブ 佐々木】 REVO Rシリーズには多くの新しいテクノロジーが使われていますが、その特長を教えてください。

【REXXAM 岡田氏】まずはラスト幅を92mmと非常に狭くしたところ、併せてかかとのラストも61mmとして、ブーツとの一体感をより高レベルで実現しています。シェルそのものを形状や肉厚から見直したため、インナーブーツも薄く硬いものとなりました。

 

【パドルクラブ 佐々木】 リンクフレームは、レースシーンだと柔らかいと言ってましたが、その点もレース用に再設計されたのでしょうか?

【REXXAM 岡田氏】スキーをキレイに撓ませるのに、リンクフレームはとても優れたテクノロジーです。しかしレースシーンでは、よりシビアな雪面とのコンタクトが要求されるため、〈フロント〉〈センター〉〈リア〉のセクション別に再設計を行ない「しなるが捻じれない」レーシングリンクフレームが開発されました。  

【パドルクラブ 佐々木】 フットベッドも新しくなったと聞きましたが?

【REXXAM 岡田氏】REVO Rではヒール角2.5度で完全にフラットにしています。これによって足裏の接地面のコンタクト性が向上し、アルペンレースにおいてスキーに対して「確実に面で踏む」事ができるようになりました。  

【パドルクラブ 佐々木】 ほかにレースを想定して設計している部分はありますか?

【REXXAM 岡田氏】REVO Rではヒール角2.5度で完全にフラットにしています。これによって足裏の接地面のコンタクト性が向上し、アルペンレースにおいてスキーに対して「確実に面で踏む」事ができるようになりましたブーツのシェルサイドの形状を見直し、深い内傾角でも雪面にブーツが触れないようにしてあるのと、より強度を上げたバックルが採されています。  

開発時の苦労話

【パドルクラブ 佐々木】 アルペンレース用のブーツを開発するうえで、苦労したポイントがあればお聞かせください。

【REXXAM 中澤氏】当社は「性能至上主義」を謳い高性能でありながら履き心地もよいブーツを作ってきましたが、基本的な設計思想は変わっていないと思ってます。ただしタイムを競うレースの世界ではより「速さ」を重視するために、どうしても剛性の高いブーツが必要なります。
そのため、ブーツのシェルの肉厚を厚くすることになりますが、その成形方法にも苦労しました。単純に肉厚を厚くすると成型時に樹脂を流した際に偏りがでやすくなるため、必要に合わせてシェルの肉厚を変えたり、外からは見えませんがソールの内側には「肉盗み」と呼ばれる製法で、成型時のシェルのゆがみを抑え、よりフラットに立てるように設計しております。

結果的には、コンマ何秒を争うレースから一般スキーヤーまで、「キレイなターン」を求める事は同じであり、更にパワーアップしレースで十分通用できるブーツに仕上げています。

推奨ユーザーについて

【パドルクラブ 佐々木】 REVO Rシリーズはアルペンレース用に開発されたブーツとはいえ、レースをされているスキーヤー以外にもお勧めするとするならば、どのようなレベルのスキーヤーにREVO Rのブーツを使ってほしいと考えていますか?

【REXXAM 岡田氏】当然アルペンレースに参戦されているレーサーに使ってほしいのはもちろんですが、ある程度スピード要素が必要となるテクニカルやクラウンを目指す人にも向いていると考えています。
逆に指導員の方のように、スキーのコントロール性能を重視している人には従来のREVOの方が、イメージ通りに滑りをすることができるでしょうね。

今後の展開や夢

【パドルクラブ 佐々木】 今後の展望や目標があればお聞かせください。

【REXXAM 岡田氏】昔から「日本から世界へ目指す」と言っていた通り、純国産のブーツで日本人が世界の舞台で表彰台に乗ることですね。

【パドルクラブ 佐々木】今回は貴重なお話しありがとうございました。

インタビューを終えて

いかがでしたでしょうか?長年にわたり高い技術力を誇ってきたREXXAMがその技術力を活かし、ついにREVO Rという世界で戦えるブーツを完成させました。国内で培われた開発技術と開発者の情熱が、いま、世界のレースシーンへと本格的に参戦することになるでしょう。

「日本から世界を目指す」

その言葉には、長年の技術に裏打ちされた確信と、これからへの覚悟がありました。
どんな舞台でもきっと通用する――そう信じられるものづくりのエピソードをうかがうことができました。REXXAMという名が世界で輝く日を、心から願い応援しています。

モデル展開

REVO Rシリーズは、フレックスが異なる3モデル展開となっています。フレックス以外は全て同スペックとなっているので、スキーヤーの体格やスキルに応じて選択される事をオススメします。

REVO RR

REVO RR

REVOコンセプトを純競技用にブラッシュアップ。BX-HR24 インナー、インナーを薄くすることで、脚とシェルとの一体感を増し、より敏感でより俊敏なスキー操作を可能にする。タイムアップを狙うトップアスリート向けの FLEX 150。

FLEX 150
LAST (mm) 92mm (Slim)
SIZE (cm) 24-27.5cm
定価 (税込) 140,800円→早期特別価格

REVO RH

REVO RH

REVOコンセプトを純競技用にブラッシュアップ。BX-HR24 インナー、インナーを薄くすることで、脚とシェルとの一体感を増し、より敏感でより俊敏なスキー操作を可能にする。タイムアップを狙うトップアスリート向けの FLEX 130。

FLEX 130
LAST (mm) 92mm (Slim)
SIZE (cm) 24-27.5cm
定価 (税込) 140,800円→早期特別価格

REVO RS

REVO RS
REVOコンセプトを純競技用にブラッシュアップ。BX-HR24 インナー、インナーを薄くすることで、脚とシェルとの一体感を増し、より敏感でより俊敏なスキー操作を可能にする。タイムアップを狙うトップアスリート向けの FLEX 120。
FLEX 120
LAST (mm) 92mm (Slim)
SIZE (cm) 24-27.5cm
定価 (税込) 140,800円→早期特別価格